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2014年11月06日 アルマ望遠鏡、「視力2000」を達成!— 史上最高解像度で惑星誕生の現場の撮影に成功

アルマ望遠鏡が、今後天文学の様々な分野において革命をもたらすことを予期させる、画期的な画像の撮影に成功しました。若い星おうし座HL星を取り囲む塵の円盤を「視力2000」に相当する史上最高の解像度で写し出したのです。惑星誕生の現場である塵の円盤がこれほどの高解像度で撮影されたのは、今回が初めてのことです。アルマ望遠鏡によって超高解像度撮影が可能となり、惑星の誕生・成長過程の理解が飛躍的に進むと期待できます。多くの天文学者が抱いてきた長年の夢がついに結実したのです。

今回得られた画像では、おうし座HL星のまわりの塵の円盤の中に何本ものの間隙があり、円盤がいくつもの同心円状の環に分かれていることがはっきりと写し出されています。この間隙は、円盤の中で惑星ができていることを示していると考えられますが、誕生して100万年に満たないほど若い星のまわりですでに惑星ができていることは、どんな理論でも想定されていませんでした。ハッブル宇宙望遠鏡を持ってしても撮影ができない「惑星が作られるまさにその現場」をアルマ望遠鏡が超高解像度で写し出したことで、惑星形成の研究の流れに大きな変革が起きることでしょう。

長年にわたってアルマ望遠鏡建設に携わってきた 長谷川哲夫 国立天文台チリ観測所長は、この画像を見た時の印象と今後への期待を次のように語っています。

詳しくは、ファイルプレスリリース『アルマ望遠鏡、「視力2000」を達成!― 史上最高解像度で惑星誕生の現場の撮影に成功』 をご覧ください。

下の画像は、アルマ望遠鏡が視力2000に相当する超高解像度で撮影した、おうし座HL星のまわりの塵の円盤です。
Credit: ALMA(ESO/NAOJ/NRAO)

アルマ望遠鏡、「視力2000」を達成!— 史上最高解像度で惑星誕生の現場の撮影に成功

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