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アルマ通信

2017年3月14日 チリ観測所長宿舎での日食観察会

2月26日の午前中にチリ南部で金環日食があり、サンティアゴ市内でも9:20頃から11:50頃にかけて食分の大きい部分日食が観測されました。国立天文台ではこれにあわせて、日智商工会議所の会員とその家族に呼び掛けてチリ観測所長宿舎での日食観察会を開催しました。当日は33名(うち子ども14名)の参加があり、阪本成一所長と朝木義晴准教授がホスト役として対応しました。

サンティアゴでは12月から3月の期間に雨が降ることはまずないのですが、当日に限って夜明け前に雨が降るという悪コンディション。受付直後にはサンティアゴでは珍しく虹が見えて歓声が上がったものの、観察会に先立って8:40から行った阪本所長による「日食のしくみと最新の太陽研究の話」の間は日が差すことはありませんでした。

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写真1. 阪本所長によるレクチャー。

幸いにして10:00頃から雲が途切れ、欠けた太陽がときおり顔をのぞかせるようになったので、皆で屋上に上がり、日食メガネによる観望と、太陽投影板を取り付けた望遠鏡での観察を始めました。

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写真2. 太陽投影板を使った日食観察の様子。

事前の説明では「部分日食では皆既日食や金環日食と違って歓喜の瞬間はありません。じわじわと欠けていき、じわじわと戻って終わります。ですから写真撮影用に皆で一斉に太陽を見上げるタイミングを取りましょう(笑)」などと話していたのですが、実際には雲が切れて太陽が見えるたびにあちこちで声が上がり、参加者は一斉に太陽を見上げていました。 大勢で共有したこの日食体験は、子どもだけでなく大人たちにも忘れ難い経験として残ったものと思います。

下の写真は、日食を見上げる参加者のみなさんの様子です。

チリ観測所長宿舎での日食観察会

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